敷島神社の境内
敷島神社の境内は、自然の息吹と歴史が調和した、穏やかな空間です。志木市の中心にありながら、日々の喧騒を忘れさせてくれる静寂と清浄さに包まれ、多くの方が心の安らぎを求めて参拝されます。
本殿・拝殿
本殿には、敷島神社の主祭神である木花開耶姫大神をはじめ、倉稲魂大神、岡象女大神の三柱をお祀りしています。拝殿は、どなたでもお参りいただける開かれた空間で、日々の感謝や願いを捧げる場として親しまれています。

境内社:下浅間神社
田子山富士塚(志木のお富士さん)
富士塚のふもとに位置する下浅間神社は、発見された鎌倉時代の逆修板碑を御神体とし、敷島神社創建の起源を伝える由緒深いお社です。
敷地内に築かれた富士塚は、総高約10メートルの人工の山で、「志木のお富士さん」として地域の象徴となっています。山頂には木花開耶姫大神を祀る浅間神社(上社)が鎮座し、毎年6月30日には「お富士講」が開催され、多くの参拝者でにぎわいます。
令和2年3月16日に国指定の重要有形民族文化財に指定された。
田子山富士塚の詳細は、「田子山富士保存会ホームページ」まで。

境内社:鷲神社
古くより開運・商売繁盛の神として親しまれる鷲神社。安政の大洪水の際に当地に漂着したご神体を祀ったという伝承があり、地域の守護神として崇められています。

境内社:護国神社
明治維新以降、国家のために尊い命を捧げられた英霊を祀る護国神社。静かに頭を垂れ、感謝の心を捧げる場として設けられています。

境内社:琴比羅神社
航海安全・家内安全・商売繁盛のご利益で知られる琴比羅神社は、大物主大神をお祀りし、家庭円満や良縁成就を願う方々に信仰されています。

その他境内社
敷島稲荷神社
五穀豊穣・商売繁盛を祈る稲荷神社で、稲作の神である倉稲魂大神をお祀りしています。朱色の鳥居が並ぶ様子は、境内でもひときわ目を引きます。
敷島子安神社
子授け・安産・縁結びの神徳を持つ子安神社。丸石を撫でると願いが成就すると伝えられており、女性やご家族連れの参拝者に大変人気があります。

参拝方法
STEP
鳥居をくぐる前に一礼
鳥居は神域と現世を分ける境界です。鳥居をくぐる前に一礼し、心を整えます。
STEP
参道を歩く際のマナー
参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通る道とされています。できるだけ端を歩きましょう。
STEP
手水舎(ちょうずや)で身を清める
- 右手で柄杓を持ち、水をすくって左手を清める
- 左手に持ち替えて右手を清める
- 再び右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぐ(直接口をつけない)
- 左手をもう一度清め、最後に柄杓の柄を洗い流す
STEP
拝殿での参拝
- 賽銭を静かに入れる(投げ入れない)
- 鈴があれば鳴らし、神様に挨拶
- 「二礼二拍手一礼」の作法で参拝
- 二礼(深くお辞儀を二回)
- 二拍手(手を胸の高さで合わせて二回拍手)
- 祈願(心の中で願い事を伝える)
- 一礼(最後に深くお辞儀)
STEP
参拝後の退出
神前から退くときは、向きを変えずに一歩下がって一礼し、鳥居を出る際も振り返って一礼すると丁寧です。