大人神輿

敷島神社の夏を彩る最大の行事、「大人神輿渡御(おとなみこしとぎょ)」は、志木市本町を中心とする七町内——市場・上町・寿町・東町・双葉町・大原・仲町——が一体となって奉仕する、由緒ある神事です。

七月第三土曜・日曜に斎行されるこの渡御は、町の人々が心をひとつに、半纏をまとい、掛け声を響かせながら神輿を担ぎ、地域を練り歩くことで、御神威を広く行き渡らせる大切な機会となっています。

その力強い歩みのなかには、先人たちが紡いできた信仰と絆、そして神さまへの感謝の念が息づいています。沿道から送られる声援と笑顔、町内に満ちる高揚感は、まさに敷島の夏を象徴する風景といえるでしょう。

共に肩を並べ、志木の伝統と誇りを次代へつなぐ——そんな夏のひと幕を、あなたもご一緒に。

子ども神輿

敷島神社の夏まつりでは、子どもたちが主役になれる「子ども神輿」も行われます!

半纏(はんてん)を着て、みんなで元気に「ちょいさー!おいさー!」と声を合わせて町を歩けば、気分はもう小さな神輿担ぎ。おともだちと一緒に歩いたり、沿道のみなさんに手をふったり、笑顔がたくさん広がります。

「うちの子、神輿なんて初めてだけど大丈夫かな…?」
そんなご心配は無用です。町内の大人たちがしっかりサポートするので、小さなお子さまでも安心してご参加いただけます。終了後には、ちょっとしたお楽しみもご用意しています♪

地域の伝統にふれながら、夏の思い出を一緒につくりましょう。毎年たくさんの笑顔でにぎわう子ども神輿に、ぜひご家族そろってご参加ください!

子ども山車(だし)

敷島神社の夏祭りでは、町内を元気いっぱいに練り歩く「子ども山車(だし)」が、毎年大人気です!

山車はそれぞれデザインが異なり、昔ばなしでおなじみの「桃太郎」と、神聖な鳥として知られる「鳳凰(ほうおう)」の2台があります。どちらも迫力ある見た目と華やかな飾りつけで、子どもたちに大人気です。

お囃子が響くなか、「ちょいさー!おいさー!」という元気な掛け声とともに、町をにぎやかに巡る山車(だし)。引くのも見るのも楽しく、お祭りの楽しさを全身で感じられるひとときです。

初めてでも安心して参加できるよう、大人たちがしっかりサポートしますので、小さなお子さまでも大歓迎です。

ご家族やお友だちと一緒に、ぜひご参加ください。志木の夏の思い出が、きっと特別な一日に変わります。

お囃子

敷島神社の夏まつりを盛り上げるのは、威勢のよい掛け声だけではありません。お祭りの空気を一気に華やかにするのが、お囃子の音色です。

太鼓や笛、鉦(かね)のリズムにあわせて神輿や山車が進むたび、まちには活気と笑顔があふれます。どこからともなく聞こえてくるお囃子の音に誘われて、人が集まり、気持ちが高まっていく――それは、昔から続く志木の夏の風景です。

このお囃子を担っているのが、地域で活動する上町囃子連と市場囃子連の皆さん。代々受け継がれてきた音を守り、奏で、次の世代へと伝えていく姿は、お祭りそのものを支える大きな力です。

お囃子は、ただの演奏ではありません。神さまに捧げる音、地域をひとつにする音、そして心に残る夏の音。どうぞ、その響きを全身で感じてください。